病院に行っても骨は異常がない・・・
事故に遭ってしまったら
ひとまずレントゲンやMRIなどで検査を受けましょう。
多くの場合
『骨には異常がないから安静にしていれば治りますよ』
という診断を受けることが多いです。
首の骨の場合、骨に異常がある状態でしたら
そもそも、医療機関に自分で通院することは難しいです。
痛みで動けない、もしくは事故後にそのまま入院するケースがほとんどです。
骨には異常はなくとも
こちらで説明したとおり
筋肉や周辺の靭帯などの組織に損傷が起こっているので
自発痛、運動痛、不定愁訴などに見舞われます。
骨に異常ない＝たいしたことない
という客観的に理解されない苦しみが
交通事故被害者の方に多いと思われます。
首の中には
神経、血管、筋肉、さらに首の骨の中を通る食道、脊髄など
生命活動を維持するのに大切な器官が集まっています。
レントゲンでは首の骨しか写りません。
筋肉や靭帯の損傷などはレントゲンでは判断できません。
骨に異常はなくても
他の組織に損傷がありますので
むちうちの症状は患者様本人にしかわからない苦痛があります。
なかなか、職場や身の回りの方にわかっていただけないことも
あると思いますが、無理をせずに治療に専念することをおすすめいたします。
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